○準会員との懇親会開催
11月5日(木)19時より鶴見大学会館地下1階第3会議室において準会員との懇親会が開催された.本部からは宮奈副会長、團副会長、小澤副会長、青山副会長、比企副会長、大熊専務理事、田中監事、足立監事、山口学内支部長、常任理事5名、理事2名、組織委員3名の19名が出席した.準会員(在学生)は18名が出席し総勢37名参加の会となった.懇親会は白川組織理事の司会で、会長代理として青山副会長が挨拶した.引き続き同窓会ならびに準会員に対する同窓会奨学生認定制度についての説明が行われ、その後出席役員の紹介がなされた.山口学内支部長の挨拶の後、田中監事の乾杯で和やかに始まった.会半ばには準会員の自己紹介があった.同窓生の御子息や御息女が参加しており、終始盛り上がりを見せた.特に6年生からは国家試験対策委員長である堀尾暁裕君が参加し、歯科医師国家試験を控え、緊張している心境を述べるとともに、試験に対する意気込みを見せた.小澤副会長の閉会の言葉で盛況の内に終了した.
○九州歯科医学大会(鶴見大学歯学部同窓会九州・沖縄懇親会)開催
11月14日(土)九州歯科医学大会が沖縄で開催された.秋深まる中、沖縄は夏のような季節で、九州各県より多くの先生方が参加された.
大会後、同窓会懇親会が開催され、松川博一先生(16期)幹事の司会のもと進められ、始めに、宮城嗣典沖縄県支部長(12期)の挨拶、本部より出席された榎本副会長より報告を兼ねた挨拶があった.その後、下田信治教授(5期:口腔解剖学講座)より大学の近況・大学入試・ティースメイトAPなどの講演があった.
来年、九州歯科医学大会は福岡県開催となる.九州副支部長の太田嘉住子先生(7期)より締めの挨拶で、懇親会は盛況の内に閉会となった.
○第91回PGC「7を極める」~効果的な下顎第二大臼歯の治療を目指して~(第3回)
11月15日(日)に、鶴見大学歯学部同窓会第91回ポストクラデュエートコース(ミニレクチャーシリーズの3回目)が鶴見大学会館2階サブホールにおいて開催され、18名の受講生が参加した.補綴に関する本レクチャーは2部構成であり、①クラウンブリッジ→②有床義歯・インプラントの順で進行した.司会は、学術委員の廣田正嗣先生(34期)が担当した.
① クラウンブリッジ :
クラウンブリッジ補綴学講座講師 重田優子先生(22期)
重田講師には、臨床で頻繁に遭遇する第二大臼歯の歯冠修復に関する対処法の勘所について、4症例を通じてレクチャーして頂いた.内容は、FBIテクニックを用いた側方運動に調和したクラウン製作法の有効性について、下顎第二大臼歯に対する歯冠修復材料の選択法についてであった.特に、顎関節と咬合に関する内容は非常に興味深く、顎位の誘導法、顎関節の異常所見の診査、咬合が不安定な患者さんに対する有効な咬合採得の方法等、日常臨床の現場において有用な手法を多く供覧して頂き、受講生も熱心に聴講していた.
② 有床義歯・インプラント:
有床義歯補綴学講座講師 佐藤洋平先生(26期)
佐藤講師には、第二大臼歯に関する欠損補綴法について様々な文献的考察を交えながら幅広く講演して頂いた.内容は、短縮歯列の考え方、欠損補綴を行わなかった場合の対合歯の挺出について、全部床あるいは部分床義歯の7番の人工歯配列について、7番付近の印象法、7番に使用するリングクラスプの有用性について、わかりやすく説明して頂いた.最後に、インプラント補綴に関する内容についても、咬合調整、材料の選択を中心にレクチャーして頂き、こちらも受講生にとって理解しやすい内容であった.
重田講師、佐藤講師による講演は、いずれも明日の臨床ですぐ役に立つ、目から鱗の内容であり、質疑応答でも活発な意見交換が行われた.特に両講師は、臨床現場の最前線でご活躍されていることもあり、受講生の質問に的確かつより具体的に返答され、受講生も納得の様子であった.最後に、紅林尚樹学術常任理事より両講師に感謝状が贈呈され、本PGCは盛会のうちに終了した.
○五月会(1期生会)開催
11月22日(日)に、五月会が開催された.講師として前田伸子副学長(口腔微生物学講座)、桃井保子先生(保存修復学教授)の二人を迎え会場は鶴見大学記念館第三講堂にて講演を開催した.しばし紅葉の境内を鑑賞した後、早速講演開始.
演題①口腔フローラの不思議~微生物と私たちの関係~
137億年前の宇宙の誕生から生命の誕生.そして微生物の誕生からフローラの形成.
演題②齲蝕治療の最前線~今分かっていること、できること~
現在の修復治療の最前線のお話を分かりやすく丁寧にお話された.
参加者は演者を入れて27名で、有意義なお話に時間のたつのを忘れた.講演後、学生食堂で懇親会を開催.楽しい世間話や、激論と様々な内容で充実した時間を過ごせた.終了後の集合写真撮影となり、先に帰られた方ごめんなさいの写真となった.
○5期生卒後35周年大パーティ開催
11月22日(日)広島県宮島「みや離宮」にて、5期生卒後35周年大パーティが69名の参加者で開催された. 松原博久先生、井上 廣先生、両名の司会で開始. 2日前(11月20日)にご逝去された門前厚徳先生についての報告が井上先生からなされた.続いて、神保明徳同期会会長による挨拶. 6名の物故者に対して黙祷を捧げた.続いて、この会の開催にあたり準備してくれた広島の先生方を代表して、小田恵子先生による経過報告.引き続き、小林 馨歯学部長(口腔顎顔面放射線・画像診断学講座教授)の挨拶. 本部より足立監事が挨拶.新田栄治先生の乾杯により、祝宴が開催された. 5年ぶり7回目の会は、大いに盛り上がった.宴たけなわの中、神保会長によって、広島県の先生方に感謝状が手渡された.最後に、近藤壽郎先生による閉会の辞で無事終了した.翌日、宮島観光をし、解散となった.
○平成27年度鶴見大学・鶴見大学短期大学部・文学部短期大学部同窓会・歯学部同窓会奨学生認定証授与式挙行
11月26日(木)12時20分より標記授与式が行われ、本会より、團副会長と大熊専務が出席した.この同窓会奨学生は、学業のみならず、スポーツ・研究・ボランティア等で、対外内外に活躍をした学生に授与される.伊藤克子学長の祝辞に続き、授与された学生それぞれの報告が有り、その後、同窓会代表として團副会長より祝辞が述べられた.本年度歯学部同窓会奨学生認定者は、以下4名.
6年生 黒米俊輔
柔道部 第45~47回歯学体では団体戦において3位以上という好成績に導いており、個人戦でも第46回に選手層の厚い81kg級で優勝している.また、関東歯科学生柔道大会においても、平成25年度準優勝、平成26・27年度にチームを優勝に導いている.休部状態にあった柔道部の再建の貢献者でもある.
5年生 石川達哉
東日本大震災を機に発足の学生ボランティアチームの立ち上げ時からのメンバーとして、中心的な役割を果たしている.現在も継続している気仙沼の学習支援活動学びーばでは学生をまとめ支援活動を行い、さらに伊豆大島災害、常総市鬼怒川水害においてもボランティア活動を行っている.他に鶴見NPO法人育て上げネットを通じ鶴見区での小中学生の学習支援活動も行っている.
3年生 古川義英
平成25年度に鶴見シューティングクラブを設立し、1~3年生にわたる部員をよく率いリーダーシップを発揮している.今年度は毎年出場している全日本学生選手権スキート種目にて第3位、同じく全日本ジュニア選手権スキート種目第3位という好成績を残した.また、生物部でも副部長として活躍している.
3年生 濱田歩実
平成25年より口腔微生物学講座で研究活動をしており、口腔の健康を維持することに寄与する物質の追及を目的とした研究に、さらに獣医学への応用を自ら進んで考案し、堅実な研究姿勢を見せている.今年度は日本歯科医師会主催の「スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)」において本学代表として英語にて発表し、多くの審査員から好評を得た.さらに9月に国際歯科学会日本部会JADR/Joseph Lister Awardに選出され、10月にJADR大会で英語にて発表予定である.
○第59回臨時評議員会開催
11月29日(日)14時35分より鶴見大学会館2階サブホールにて第59回臨時評議員会が開催され、支部評議員35名、期評議員18名が出席した.開催に先立ち、今回の日歯連盟の事件について執行部からこれまでの経緯と対応について説明がなされ、質疑、協議が行われた.
高橋副会長による開会の後、議長には愛知県支部の加藤友久先生(4期)、副議長に千葉県支部の芦田雄二郎先生(10期)が就かれ、議事進行が執り行われた.青山会長代理の挨拶の後、第1号議案 村田会長の退職届を受理することに承認を求むる件、第2号議案 現執行部の信任を求むる件につき、可決承認され、團副会長の閉会の挨拶をもって臨時評議員会は終了した.
☆☆☆☆お知らせ☆☆☆☆
◇12月29日(火)~1月6日(水)全学休業
休業中に弔事が発生した場合は、各担当者にて規約に基づいた手配の代行をお願い致します.
※問合せ等は、同窓会事務局まで
同窓会事務TEL:045-581-1080 FAX:045-582-8929
2015年12月号
2015年12月28日(月)掲載
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2015年10月号
2015年10月30日(金)掲載
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2015年9月号
2015年9月30日(水)掲載
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2015年8月号
2015年9月1日(火)掲載
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2015年7月号
2015年7月31日(金)掲載
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