第63回PGC開催報告

「歯科用レーザーをはじめてみよう−各種レーザーの基礎知識と臨床応用について−」
講師：鶴見大学歯学部第二歯科保存学教室教授　新井　髙先生
〃　　　　　　　　　　助手　山口博康先生
〃　　　　　　　　　　助手　小林一行先生
特別ゲスト　　　　 西山俊夫先生（小田原市開業）

平成18年2月26日（日）午前10時より、鶴見大学附属病院棟5階第3講堂および2号館3階基礎実習室3において、第63回PGC「歯科用レーザーをはじめてみよう−各種レーザーの基礎知識と臨床応用について−」が開催された。講師は鶴見大学歯学部第二歯科保存学教室教授　新井髙先生（当日は機能水学会へご参加のため欠席）、同教室助手の山口博康先生、小林一行先生で、特別ゲストに西山俊夫先生（小田原市開業）をお迎えした。あいにくの雨模様であったが、受講者は48名(臨床研修医４名含む)全員が参加した。開催に先立ち、同窓会本部團副会長の挨拶の後、講演が行われた。

午前中は山口先生が組織表面吸収型レーザー（Er:YAG、CO2）、小林先生が組織透過型レーザー（Nd:YAG）に関して、総論から各々の臨床例を供覧し、西山先生からは半導体レーザーを使った臨床例が紹介された．

昼食時にはランチョンセミナーとして、㈱アルテックからはアドバイザーの浜田先生、ならびにHOYAから、自社のレーザーについての紹介が行われた。　　　

午後からは受講生は4班に分かれ、Er:YAG、半導体、CO2およびNd:YAGレーザーの実習を行った。各レーザーは2台ずつ用意され、1台ごとに講師ならびに第2保存のインストラクターが担当した。実習はそれぞれのレーザーについて20分間ずつ行い、レーザーの特徴や使用法の説明を受けた後、受講生は抜去歯やハムなどに実際にレーザーを当てて、使用感やレーザーの種類による使用法の違いについて学んだ。今回のように、現在販売されている代表的なレーザーを一同に集めて、同じ場所でその性能を比較できることはほとんどないことであり、とても充実した実習であった。

最後に第3講堂に会場を移し、質疑応答の後、山口先生より受講生代表の阿曽輝彦先生（大阪歯科大学卒）に修了証が授与され、閉会に至った。

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  講師:西山先生,小林先生,山口先生
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  受講風景
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  プレゼン中の浜田先生
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  実習風景1
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  実習風景2
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  実習風景3