現在の歯学部附属病院の診療状況について
鶴見大学歯学部附属病院
病院長 五味一博
鶴見大学歯学部附属病院におきましては政府の緊急事態宣言の発令を受け令和2年4月13日より不急の処置、手術等の診療制限を行って参りました.これは病院スタッフに対する新型コロナ感染の機会を減らすことはもちろんですが、附属病院における大規模なクラスター形成を防ぐための対応として実施してまいりました.今般、緊急事態宣言の解除に伴い当院におきましても6月より診療制限を解除し、現在までに新患の受け入れなども含め、ほぼ通常診療へと移行し約7割程度の稼働率で診療を行っております.お陰様をもちまして、これまで附属病院職員においては一人の新型コロナ感染者を出すことなく経過しております.
同窓の先生方には大変なご心配とご不便をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます.しかしながら、新型コロナ感染のリスクが無くなったわけではありませんので十分な感染対策を施し、以下に示す指針に沿って病院を運営していく所存です.どうぞ宜しくお願いいたします.
病院正面玄関での対応
・サーモグラフィー等を用いた体温チェックの実施
・患者様の体調に関しての問診、手指消毒の実施
・来院者に対するマスクの着用の義務化
感染対策
・待合室では密とならないよう椅子の間隔を開けて配置
・院内の換気を最大にし、かつ窓の開放を定期的に実施
・フェイスシールド等EEP着用の徹底
・エアロゾールの発生する治療では口腔外バキュームの使用
新型コロナ感染の疑われる患者の対応
・症状等の無い場合には予約を先に延ばし、保健所等への連絡を指示する.
・緊急性のある場合には仮設の感染対策室での応急処置を行い、上記と同様の指示を行う.
同窓会本部から会員の皆さまへ Part1
~コロナ禍における同窓会本部の4月以降の
会議への取り組みと方向性~
鶴見大学歯学部同窓会
専務理事 森 正博
皆さま、猛暑お見舞い申しあげます.2月に始まった新型コロナウイルス感染拡大も日々感染者数の増加が報道されておりますが、皆さま、気が抜けない毎日をお過ごしのことと存じます.今回は同窓会本部で取り組んでいる会議のあり方改革をご紹介いたします.まず、同窓会本部の会議の運営についてご紹介いたします.鶴見大学会館会議室において原則として毎月第1木曜日18時から三役会、19時から常任理事会を開催し、翌第2木曜日の19時から理事会を開催してまいりました.コロナ感染拡大を受け、今年4月に第二次竹内執行部が発足して以来、本部役員はまだ一度も直接顔を合わせておりません.感染拡大の長期化が予想されたため、早速4月からZoomというネット会議システムを導入し、三役会を皮切りに常任理事会、理事会開催も、文書審議からネット会議に順次切り替え、現在まで毎月の定例会議を滞りなく行っております.従来の三役会は会長、執行副会長、専務理事のみで行われておりましたが、ネット会議の導入を機に、地方にお住まいの渉外担当副会長にもご参加頂くことにいたしました.これにより、従来は全国理事会や評議員会など、年に数回しかお話しできなかった渉外担当副会長にもリアルタイムで三役会、常任理事会、理事会にご参加頂け、協議や情報交換を行えるようにいたしました.今後、コロナ禍が過ぎたのちも三役会はこのままネット会議を継続していく予定です.
従来は常任理事会開始前の同日に三役会を開催しておりましたが、三役会での協議事項や方向性を担当常任理事に伝える時間はなく、常任理事は常任理事会で初めて耳にする内容の連続でした.ネット会議の導入に伴い、三役会は常任理事会開催数日前の別の日に開催することといたしました.これは会議のあり方を大きく変えることに繋がりました.三役会で協議した内容や方向性を担当副会長が責任を持って担当常任理事に伝達して頂くことにいたしました.後日、常任理事は三役会情報を理解した上で常任理事会に臨むことができるため会議の運営を非常にスムーズに行うことが可能となりました.理事会も同様で、原則的には常任理事会の翌週に理事会を開催しておりますが、担当常任理事は常任理事会での協議内容や方向性を事前に担当理事にきちんと伝達しておくことで、理事会の開催・進行も従来よりもスムーズに行えるようになり、さらに役員の縦横の情報共有を親密かつ強化することが可能となりました.また、各種資料も個別認証されたオンラインシステムHotBizを導入・活用することで、役員間は言うまでもなく、事務局との情報共有化も実現いたしました.役員はどこにいても必要な資料を見ることが可能となりました.まだ対面での会議開催は先が見えない状況ではありますが、対面での会議や活動の80%以上の到達度を獲得していると考えております.卒業式や同窓会入会式のように対面での行事は中止となってしまいましたが、今後も会員にとってメリットがある組織であり、透明性のある執行を行えるようにハード・ソフトの両面から環境整備に取り組む所存です.同窓会ホームページの会員サイトには、会員の皆さまに少しでも役に立つと思われる情報を随時提供しております.是非とも会員ページへの登録をお願い申し上げます.
◆◆◆コラムのご紹介◆◆◆
「歯周病の新分類 AAPとEFPによるWorkshopより」
五味一博教授(6期:歯周病学講座)
詳細は、トップページのお知らせをご覧ください。
「チタンクラウンの臨床的な話」
鈴木恭典准教授(13期:有床義歯補綴学講座)
大久保力廣教授(11期:有床義歯補綴学講座)
詳細は、トップページのお知らせをご覧ください。
☆第4回 理事会summary☆
協議事項
(1)第34回支部長会議の報告と対応について
(2)第67回評議員会の報告と対応について
(3)各期同期会全体会議の報告と対応について
(4)第5回理事会について
(5)第6回理事会(45期生同期会・就職支援)について
(6)12校会議について
(7)50周年記念式典・ホームカミングデー、大学連携推進部門、国試支援セミナー等の委員会について
(8)福祉共済部会規約と執行細則の見直しについて
(9)その他
・委員の会費納入に関して
・附属病院再開の案内
・役員以外の会員からの衛生用品寄贈者への感謝状について
※お問合せ等は、同窓会事務局まで
TEL:045-581-1080 FAX: 045-582-8929
2020年12月号
2020年12月28日(月)掲載
|
2020年11月号
2020年11月27日(金)掲載
|
2020年10月号
2020年11月2日(月)掲載
|
2020年9月号
2020年9月30日(水)掲載
|
2020年7月号
2020年7月31日(金)掲載
|