千葉県支部総会・学術講演会報告

　7月8日(土)17時30分より、東天紅・千葉にて千葉県支部(千鶴会)総会・講演会・懇親会開催され、本部より竹内副会長、桐原監事が出席した．斎藤喜隆副会長(13期)の司会進行により会長挨拶のあと、議長に宮本典子先生(3期)が選出され、議事進行がなされた．第1号議案から第5号議案まですべて可決承認された．第5号議案会長改選に関する件は早川琢郎先生(4期)が続投となった．
　続く18時からの講演会講師は、新しく学長に就任された大山喬史先生が就任のご挨拶と『今後の歯科界そして鶴見大学歯学部の未来像』について、スライドを用い大学の現状をお話し下さり、本来業務である学生の教育・支援に欠かせない設備の老朽化、大学各学部間の情報共有及び協同体制の整備、地元鶴見での地域支援、歯学部においては定員割れと収入減の問題、国試対策、奨学金制度の拡充をはじめ様々な改善案が提示された．建学の精神『大覚円成・報恩行事』に立ち返り人間として基本の生き方を再考するとともに『論語』など古典からの格言を引用した精神論等々、大山先生が学長として並々ならぬ覚悟をもって就任なさったことがよく伝わってくるご講演であった．
　続いて同じ会場で席順を変え懇親会が行われた．斎藤副会長の開会、早川会長挨拶に続き、本部から出席の竹内副会長が挨拶で、大学がひとつになって現状を改革し発展するように同窓会も支えていきたいと語った．ご来賓の挨拶は、東京医科歯科大学歯科同窓会千葉県支部会長の下向 央先生、昭和大学歯学部同窓会千葉県支部会の内田治雄先生、千葉県歯科医師会会長の砂川 稔先生、千葉県歯科医師連盟会長の宮吉正人先生、韓国京畿道歯科医師会代表の李先生が、それぞれ同行の先生を紹介しながら千葉県における交流活動の様子を語り、日頃の親交の深さを実感する場面であった．特にこの6月の千葉県歯科医師会執行部の人事刷新に際し、同窓生の久保木由紀也先生(11期)が専務理事に抜擢されたニュースには会場から大きな拍手が沸き起こった．東京歯科大学同窓会千葉県支部会長の高原正明先生による乾杯の後、東天紅の中華料理を味わいながらそれぞれのテーブルを行き来し懇親を深めた．恒例のビンゴ大会では、他大学同窓会および京畿道歯科医師会、協賛企業等から提供された景品の数々に歓声が上がった．サザンの“校歌”を全員で熱唱したのち、初代会長の兼元妙子先生(1期)の閉会挨拶で22時に閉会となった．

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