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第54回PGC開催報告

2003年2月9日(日)掲載
「ホワイトニングしてみませんか?」

日時:平成15年2月9日
場所:鶴見大学歯学部病院棟5階第3講堂
講師:高水 正明先生ほか

 患者さんの白い歯に対する関心が高まる中で、歯科医にとって歯のホワイトニングは日常臨床においても必要な診療になってきています。アメリカにおいては90%の歯科医院でホームホワイトニングを診療に取り入れているそうです。このような背景をふまえ、今回のポストグラジュエートコースでは、オフィスとホームのホワイトニングについて、講義と治療見学および実習を行いました。

 ホワイトニングを希望する多くの患者さんは客観的に見れば十分に白い歯やテトラサイクリン歯を有する方です。歯科医がホワイトニングの適応症やその効果と限界などの情報を患者さんに提供することが求められていると考えられます。

 歯の変色には加齢によるものと食物、タバコやウ蝕による外因的な変化や、打撲による失活、残髄、テトラサイクリンによる内因的な変色があります。これらの治療法として心理的アプローチ、PMTC、エナメルマイクロアブレージョン、ホワイトニング、マニキュア、ラミネートベニア、クラウンがありますが、歯を削らずに歯を白くできるのはホワイトニングだけです。ホワイトニングの適応症は、変色が均一なエナメル質の厚い歯や軽度のテトラサイクリン歯で、加齢による変色に対しては効果が低いといわれています。

 午後の実習ではホワイトニングを希望する学生さんが患者さんになり、オフィスブリーチングの治療法を見学しました。使用した製品は“松風ハイライト”と“パワージェル”で、受講生からは使用時の注意点などの細かい質問がありました。またホームブリーチングとして“Night White Excel”の使用法が紹介され、マウストレーの作製実習が行われました。

 実際のオフィスブリーチングでは1回の治療時間は、ホワイトニングを3回位繰り返し、約1時間かかります。ホームブリーチングでは1日2時間で2週間を目安とします。また、ホワイトニング後には6ヶ月ごとのリコールと着色しやすい食べ物は控えてもらう必要があります。

 またホワイトニングを始める際には、術前の口腔内写真を撮影し、その時の患者さんとの話しを記録しておくことが大切です。同意書をとっておくこともあるそうです。患者さんは毎日自分の歯を見ているため、その変化に馴染んでしまい術前と変わっていないと訴える場合があるので、術前の状態を記録しておくことは重要です。

 患者さん役の学生さんの術後の歯を見て、もともと白い歯でもさらに白くすることは可能であることを実感させられました。今回は一回のみのホワイトニングでしたので、白くなったというよりも透明感が増したように見えましたが、3回の来院後には確実に白くなると想像されます。

 しかし、白さに対する感覚は人それぞれであり、歯科医と患者さんの間でも異なると思われます。そのため、術前のインフォームドコンセントを十分に行う必要があると今回のPGCを通じて強く感じました。

 今回のPGCが先生方の日常臨床のお役にたてば幸いです。


(学術委員 氏家優子(23期)記)
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