茨城県支部学術講演会および臨時支部総会開催報告

１１月１７日秋晴れの下、三の丸ホテルにて歯内療法学講座　細矢哲康教授をお招きして同窓会茨城県支部の学術講演会が行われました。２０年前に細矢先生に歯内療法外科の講演をお願いして以来の講演会でした。演題は「根管治療のスタンダード」で、ニッケルチタンファイルの最新療法から現在の学生に対する講義内容まで幅広く講演して頂きました。講演会では、難治性と考えられている症例でも、基本治療に基きイスムス、エンド三角など解剖学的な特徴をいかに把握して治療に取り組むことによって問題を解決できることを多くのスライドで説明され参加者にとって明日から診療に役立つ内容でした。また、次亜塩素酸などの経済的な材料の紹介、FCに代わる揮発性薬剤の紹介など開業医にとってありがたい内容でした。
ニッケルチタンファイルは、レシプロックという最新のもので短時間ではあるがコストが高く１本で仕上げまで完了してしまうというものから、従来のファイルとニッケルチタンファイルを併用したものまで多彩な手技をスライドを使ってわかりやすく説明していただききました。
補足ですが、来年度からの学生募集は、同窓会の子弟であれば６０万円減額という受験生を持つ親にとってとても魅力的な内容でした。細矢先生この場を借りてお忙し中はるばる茨城県の同窓生のためにありがとうございました。

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