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新潟県新設私立歯科大学同窓会校友会―第17回空穂の会―報告

2013年12月2日(月)掲載
平成25年11月9日(土)午後3時より、新潟県歯科医師会館大講堂にて、第17回空穂の会学術講演会が開催され、その後新潟市内のホテル・イタリア軒にて懇親会が行われました。
「空穂の会」とは、平成8年に北海道医療、奥羽、明海、鶴見、神奈川、松本、愛知学院の7大学による新潟県新設私立歯科大学同窓会の校友会として発足し、今年で17年目を迎えました。今年度は我々鶴見大学新潟県同窓会支部の主幹の年ということもあり、鶴見大学口腔内科学講座(旧:口腔外科学第Ⅱ講座)講師で同大学附属病院口腔機能診療科の中川洋一先生を講師にお迎えし、「ドライマウスへの対処」と題してご講演いただきました。中川先生はドライマウス関連の第一人者として数々のテレビ番組に出演されており、たけしの「みんなの家庭の医学」や明石家さんまの「ホンマでっか!? TV」といった人気番組にもコメンテーターとして出演された経歴をお持ちであります。
 講演の前半は、ドライマウスの原因とその対処法について主に解説いただきました。
 口腔乾燥の原因は、唾液分泌低下と唾液蒸発に大きく二分され、口呼吸・鼻疾患・歯列不正等が蒸発の誘因で、唾液分泌低下は、シェーグレン症候群・放射線治療・唾液腺形成障害・糖尿病等により唾液腺が障害された場合とストレス・うつ・薬の副作用・脳血管障害等により神経伝達が障害された場合に分けられるそうです。
 対症療法として保湿剤は一定の効果が見られるということですが、特に唾液分泌低下に対しマウスピース内面に保湿ジェルを塗る療法が興味深かったです。また、歯科でも出せる処方薬として唾液分泌刺激作用のある塩酸セビメリン・塩酸ピロカルピンや漢方薬、抗不安薬、抗真菌薬(カンジダ症に効果)をご紹介いただきました。
後半はドライマウスに多く見られる口腔カンジダ症についてのお話で、口腔カンジダ症は、良く認知されている偽膜性カンジダ症(易剥離性の白い偽膜が生じる)の他に紅斑性(萎縮性)カンジダ症・肥厚性カンジダ症があり、紅斑性カンジダ症は上皮萎縮などにより粘膜がテカテカして赤くなり、特に舌に認められた場合貧血によるものと鑑別するために血液検査と培養や塗抹標本を使用した顕微鏡による真菌検査が必要となります。口唇の両側に口角びらんが認められる場合のほとんどがカンジダに起因するものであり(海外では口角びらんはAIDSがまず疑われるらしい)、また、器質的変化のない口腔の疼痛や灼熱感を訴える舌痛症と思われている症例の中にカンジダが関連するものがあることが分かってきたということで、検査をしてみる価値がありそうです。
 カンジダ症に有効な抗真菌薬には、イトラコナゾール(イトリゾール内用液)・ミコナゾールゲル(フロリードゲル)・アムホテリシンBシロップ(ファンギゾンシロップ)があり、それぞれについて用法を具体的に解説いただきました。また、カンジダ性義歯性口内炎における義歯の除菌は超音波やNaOClでは効果が無く(カンジダ菌は酸に強くアルカリに弱い)、義歯内面にフロリードゲルを塗布して使用する試みが行われており、効果を上げているそうです。
今回の講演は、カンジダ症と気付かずに見過ごしてきたであろう幾多の症例を思い起こす事ができ、また、一般開業医でもドライマウスに対処できるヒントを提示いただき、大変有意義な時間となりました。
(新潟県支部 野崎顕(13期))
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  • 講師の中川洋一先生
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