第50回PGC開催報告

平成13年11月18日（日）午前10時より午後５時まで、鶴見大学歯学部附属病院２階の第２講堂および２号館１階の基礎実習室で、第５０回ＰＧＣ「歯内治療に困っていませんか？」が開催された。

講師は、鶴見大学歯学部第二歯科保存学教室教授 新井 高先生、同教室の講師 小澤寿子先生および細矢哲康先生で、受講生は定員40名を大きく上回る50名（他大学8名を含む）であった。

　同窓会尾口副会長より挨拶の後、講師紹介に引き続いて午前の講義が始まった。新井教授には第二歯科保存学教室の紹介と歯内治療の総論について、小澤先生には歯内治療の基本的な考え方及び歯科用ファイバースコープおよびレーザーについて、細矢先生には根尖外科手術の診断から術式に至るまでの講義を行っていただいた。

　午後は顎模型を用いた歯根端切除手術の実習が行われた。実習の指導は細矢先生を始め、中野先生、土田先生、山口泰志先生、高橋先生、小林先生、山崎繁夫先生が担当し、７班に分かれて実習を行った。

内容としては、歯肉の切開と剥離、根尖部歯槽骨の削除、嚢胞の除去、根尖部の切除、スーパーEBAセメントを用いた逆根管充填、縫合などであり、ステップごとにポイントや注意点についてきめ細かい指導があった。実習終了後、活発な質疑応答が行われ、新井教授よりまとめのお話があり、受講生代表として１期生の田島先生に修了証が手渡された。最後に、同窓会学術部門岡島理事より、講師３名への感謝状が贈呈され、閉会となった。

　今回のＰＧＣは、内容が充実しており、受講生にも好評で、今後も定期的に開催したい企画であったと思う。

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  実習風景
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