鶴見大学歯学部同総会広島県支部二十四年度総会および学術講演会

　3月30日（土曜日）午後5時よりＡＮＡクラウンプラザホテル4階カメリアの間において、鶴見大学歯学部同窓会広島県支部の定時総会が出席者33名により開催された。総会は　河崎 信敏専務理事の司会のもと、紙谷 寛氏（三次市）を議長に選出し、松原 博久支部長の挨拶で始まった。平成25年度事業計画、会計収支予算、会則の変更などの議案が協議された。総会はつつがなく進行し、平田 史朗副支部長の閉会の辞で幕を閉じた。
　引き続き同会場において、鶴見大学教授（歯学部高齢者歯科学講座）森戸 光彦先生をお招きして「健康長寿時代の歯科医学」の演題で講演が行われた。森戸 光彦教授は広島大学付属高校のご出身で東京医科歯科大学をご卒業後、鶴見大学で　故　尾花 甚一教授のもと補綴学を専攻され、義歯の適合試験材、フィットチェッカーの開発や磁性アタッチメントの研究など数多くの業績をあげられている。今回　鶴見大学退官を記念して、先生に無理を言って広島での退官記念講演をお願いした。講演では老年期の歯科医療について、口腔機能は他臓器と共に加齢により衰えると言われているにもかかわらず、口腔機能の維持、向上を目的とした施術が確立されていない現状と、教授が行っておられるアプローチとこれからの展望を興味深く拝聴した。講演会は井上 廣総務部長の謝辞で閉会した。記念撮影の後懇親会が広島県歯科医師会 山科 透会長、荒川 信介専務理事のご臨席を賜り行われた。両氏より石井 みどり参議院議員選挙についてのお話を賜り、出席者一同7月の参議院選挙に向けて結束がゆるぎないものになった。宴は林 優美、佐々木 みどり両監事の森戸教授を送る言葉で和やかなうちに幕を閉じた。

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