Graffiti of Dental Technology
Vol.32: 精度がよく破損しないレーザー溶接のポイント
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はじめに |
| 1.使用中の金属床義歯の増歯を即日で行った症例 76|4567欠損の金属床義歯にレーザー溶接による21|12の即時追加修理を行う。 |
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| 接合面が正確に再現された作業模型上で増歯用金属フレームを製作し適合させる(ポイント1)。 印象採得の前に、レーザー溶接に必要な0.5mm以上の厚さを確保するために義歯辺縁を削合する(ポイント2)。 | 即日でレーザー修理を行うために増歯用金属フレームにあらかじめ人工歯を排列し、重合研磨しておく。フレームの3本のストッパーにより義歯と増歯用フレームを正確に組み合わせることができる。 |
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| 接合部に開先を形成し、光が通過する間隙がないことを確認する(ポイント3)。貫通溶接で正確に固定する(ポイント4)。接合部の開先の精度はレーザー溶接の変形や溶接部位のクラックの大きな要因である。 | 固定された接合部にフィラーメタルの盛り上げを行った。盛り上げる部位は対称的に、量は等量ずつ慎重に進める(ポイント5)。抜歯後直ちに審美性を回復することができ患者の満足が得られた。 |
| 2.金属床義歯を数日預かって破折したクラスプの交換修理を行った症例。 4 1|1234 6欠損の金属床義歯の6|の破折したクラスプの交換修理 |
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| リフォームの計画は、6 |の破折したクラスプのレーザー溶接による交換修理と、人工歯と義歯床の同時交換である。 | 金属床義歯の取込み印象を採得する。義歯が口腔に正確に適合している状態が印象されている(ポイント1)。 |
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| 破折部の周囲は金属疲労、鋳造欠陥などの恐れがあるため少し離れた位置に接合面を設定する(ポイント2)。 | 接合部は、開先の形成を考慮し、0.5mm以上の厚さのある部位に設定し、直線的でシンプルな形態に形成する(ポイント2)。作業模型上でパターン用レジンを盛り上げパターンを製作する。 |
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| 鋳造後、模型上で適合を確認する。開先を形成した接合部に間隙がある。これでは貫通溶接による位置の固定は正確に出来ない。貫通溶接部の収縮により矢印方向への変形が生じる。 | 実際に隙間がある状態で貫通溶接を試みた。結果、溶接時の収縮でフレームが変位し、模型に正確に適合しなくなった。切断し再度レーザー溶接をやり直す。 |
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| 内面の余剰に盛り上げたフィラーメタルを削合し作業模型に適合させる。 | 作業模型上と同様に口腔内でも正確な適合が得られている。 |
レーザー溶接修理のポイント
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1:正確な位置情報と形態情報。義歯が口腔に正確に位置づけられ、かつ、接合面の精密な印象 |
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おわりに |
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参考文献 |
Presented byN.Kawamura(歯科技工研修科 河村 昇)