Graffiti of Dental Technology


Vol.19:あると便利な研磨道具

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はじめに
 Vol.10では、細かな所の仕上げ研磨ができる3種類の自家製ミニバフを紹介しました。今回も細かな所に適した研磨用ポイントと、ちょっと意外な材料を使った研磨道具を紹介します。

 


1. オクルポル

オクルポル(エデンタ社)は、直径約3mmのラバー研磨材です。
細い径を活かして細部の研磨が能率よく簡単に行えます。

オクルポル。

スティック状の研磨材を専用マンドレールに固定し、研磨材の先端をドレッシングストーンで好みの形態に整えながら使用します。

粗さは4種類の中から選べます。

左からスーパーコース、コース、ミディアム、ファイン。ミディアムは松風のシリコンポイントMタイプの茶と同程度の研磨面が得られます。

 

- 使用例-

鋳造冠の小窩、裂溝の研磨。
鋳造クラスプ内面の研磨。

 

義歯の歯間乳頭部の研磨。

コーヌステレスコープクラウンの維持力調整。

 


 

2. 自家製ペーパージスク

厚紙で作った自家製ジスクで狭い所の研磨が行えます。

 

- 作り方-

厚紙を好みの大きさの円形に切り、マンドレールに固定すれば完成です。

 

- 使用例-
中研磨用や仕上げ研磨用の研磨材をつけて使用します。
ブリッジの連結部などの狭い所の研磨に有効です。

 


 

3. 綿糸

綿糸を使うことで狭く奥行きのある所の研磨が行えます。

 

- 作り方-
たこ糸や丈夫な手縫い糸、またはガーゼを適当な長さに切って使用します。

 

- 使用例-
糸の片方を固定し、研磨材をつけて使用します。
糸に沿って動かすだけでペーパージスクも届かない狭く奥深い所の研磨が出来ます。

 


まとめ
 今回は、細かな所に使う研磨道具を紹介しました。オクルポルは大きな研磨用ポイントを形態修正して使うよりも無駄が少なく、厚紙や糸も意外に便利で一度使うと手放せない道具です。ぜひ、お試しください

Presented by K.Sugiyama(歯科技工研修科 杉山 浩一)


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